大学留学の費用について
Contents
0.大学留学の費用について
- マレーシアの大学留学ではどれくらいの費用がかかるのか、支払い方法が各大学によって違うので、いつ、どれくらいの支払いが発生するのか複雑なものです。
ここでは、一般的な費用と支払いタイミングについてご説明いたします。
1.RM(リンギット)、USD(アメリカドル)、結局おいくら?
マレーシアの通貨であるリンギットは基軸通貨ではないので、日本でもそれほど扱っている銀行がありません。
よって、留学生用の支払い金額をアメリカドルで請求する大学も多いです。
レートはその時によって変動しますので、あくまで2025年1月現在のレートですが、
- 1リンギット=37円程度
- 1USドル=157円程度
- 1USドル=4リンギット程度
となっています。
2.大学HP記載の料金は授業料のみ
-
各大学のHPで各コースの紹介ページには料金が載っていることが多いです。
この料金は授業料のみを記載しており、多くの場合卒業までの総合計概算を記載していますが、一部大学によっては1年分を記載していることもあります。
3.いつ、いくらくらい支払いが発生するのか
マレーシアの大学留学ではどれくらいの費用がかかるのか、支払い方法が各大学によって違うので、いつ、どれくらいの支払いが発生するのか複雑なものです。
ここでは、一般的な費用と支払いタイミングについてご説明いたします。
【出願時】
合計3,000RM程度 大体10万円前後
入学金とビザ申請費用の合計費用を各学校が定める支払い方法(主にオンラインのクレジット払い)でお支払い頂きます。【入学までに】
寮滞在費&所定の授業料
- 寮滞在費
- 多くの場合、最初にデポジットという予約金を支払い、ビザが取れてから本格的に寮を予約、各大学には複数の寮があり、それぞれの棟の契約条件で最初の3か月分、6か月分、1年と言った単位で契約の最低単位が設けられている為、その分の家賃をまとめて支払います。
- 所定の授業料
- 各大学によって異なり、1学期分の授業料を入学までに支払うのが基本形ですが、1年分を要求する大学もあれば、大学独自が定める金額を要求することもあります。
いずれにしても1年分の授業料が最大限ですね。
【入学後】
その後の授業料、諸経費
入学後は各大学が用意するHPにご自身のアカウントを作り、そこに大学から請求書が届きます。入学後2学期目以降の授業料や、初期費用以降の寮の家賃、あるいは履修届次第ではお金のかかる授業もあって、追加料金を払う、という作業が随時発生します。
4.実際の支払例
では2025年度Taylor’s universityのBachelor of Businessと言うコースで見てみましょう。2025年度Bachelor of Business料金表はこちら
【授業料関連】
年3学期で各学期の期間はそれぞれ異なり、それによって各学期の授業料が変わります。よって、支払い金額はいつ入学するかによって随時変わりますが、卒業までの合計金額は同じになるということですね。
各学期ごとの支払い金額 | 金額(USD) |
---|---|
1 | $3,882 |
2 | $4,606 |
3 | $4,030 |
4 | $1,529 |
5 | $4,972 |
6 | $4,972 |
7 | $1,529 |
8 | $3,978 |
9 | $3,978 |
合計 | $33,476 |
【滞在先の支払い】
Taylor’s universityの寮は複数あり、それぞれの寮、お部屋のグレートによって料金が違います。
また、2025年現在で2つの寮を持っているようですが、他にも用意できる滞在先はあるようです。
ではWaterfront residenceというメインの寮を見てみましょう。
*クリックで拡大表示
- 寮お申込みの際、3,000RMの保証金と申込金500RMを支払います。
- 一般的にはビザ取得後に家賃を支払いますが、混みあっている際は入学願書出願時に全て払ってしまう必要があることもあります。
そのタイミングは臨機応変ですね。 - この寮の場合6か月分の家賃を支払う必要があります。
- よってSingle room non-cooking unitの場合は12,500RMが合計で支払う金額となります。