マレーシア大学留学に必要な英語力

マレーシアの大学の入学審査の重要なポイントに英語力が挙げられます。
成績が高くても英語力がなければ出願ができません。
このページでは、マレーシア大学進学に必要な英語力の概要を説明しています。

必要な英語力

学部に直接進学する方、ファウンデーションに進む方で、求められる英語力は異なります。
ほとんどの大学が、IELTS(アイエルツ)という試験のスコアを基準として設けています。IELTSのほかにもTOEFLなどが設定ありますが、日本で認知度のある英検やTOEICは受け付けていませんので注意しましょう。

目安となる英語基準

学部:平均 IELTS 5.5-6.0
ファウンデーション/ディプロマ:平均 IELTS 5.0-5.5

なかには、IELTS4.5ほどから入学できる大学もありますが、IELTS5.5は、教授やクラスメートとコミュニケーションをとり英語で“なにか”を学ぶにあたって最低限必要になるレベルです。IELTS5.5を目安にしていただき、基準を満たしたことに満足せず、渡航までに少しでも高い英語力を身につけるようにしましょう!

英語力が足りない時…

目標の英語力に満たない場合、いくつかのパターンで英語力を向上させることができます。


大学の附属英語コースを受講する
マレーシアの私立語学学校に入学して、IELTSのスコアを伸ばす
他国へ留学し、IELTSのスコアを伸ばす

主に3つの進路に分かれることが多いので、一つ一つ解説していきます。


大学の附属英語コースを受講する

IELTSも十分伸びており、あと一歩!という方は附属英語コースからの進学がおすすめです。事前に大学の設備や環境に慣れることもでき、周りに知り合いも増えるため、本番の学部入学にむけて下準備をすることができるでしょう。

Point!
あまりにも英語力が足りない方は、そもそも英語コースに入れないことがありますので向いていません。


マレーシアの私立語学学校に入学して、IELTSのスコアを伸ばす

同じマレーシアにある私立の語学学校に在籍し、英語力を向上する方法です。こちらも先程の場合と同じく、国のことを知れたり生活に慣れることができるので、準備ができるという点ではメリットがあります。同じ留学生同士でコミュニティもでき、英語に集中して取り組むことができる方法です。
デメリットとしては、同じクラスメートと言えども留学目的が異なる(進学目的ではない)学生もいますので、モチベーションを保つ努力が必要になる場合があります。


他国へ留学し、IELTSのスコアを伸ばす

英語力を伸ばすのは、何もマレーシアでなくても問題ありません!近年は地理的にも近いフィリピンで、短期集中的に英語力を伸ばしてから進学される方も増えています。マレーシアと同じくアジア圏であることやコストパフォーマンスがいいことからも注目を浴びている留学先です。


主に、上記のパターンの中で今の英語力と必要な英語力を見極めながら最適なプランをご提案できればと思います。

主な英語資格のスコア換算表

各テストにおいて、採点基準など異なるため、絶対的なスコア比較表は公式にも発表されていません。また、通常のテスト対策コースなどでは、各テストの特徴に合わせた学習を行いますので、「IELTSで7.0取得している人が、いきなりTOEFL iBTで90とれる」ということもありません。
下記の表は目安であり、多少のずれが生じることがあります。また、スピーキング・ライティングテストの有無により、互換性のないテストも含まれますので、参考程度にご利用ください。


TOEIC IELTS TOEFL iBT 英検
120
9.0 119
8.5 116-118
8.0 101-115
7.5 91-100
7.0 83-90 1級
6.5 76-82
950-990 6.0 69-75 準1級
900-950 5.5 61-68
820-900 5.0 52-60
740-820 4.5 45-51 2級
620-740 4.0 33-44
550-620 3.5 29-32 準2級
500-550 3.0 20-28
450-490 2.5 12-19 3級

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